厚労省の『がん啓発コラボポスター』に批判の声 「デリカシーなさすぎる」「絶対病院に貼らないで」
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※写真はイメージ

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- @MHLWitter






病気に関する啓発活動は、情報発信の重要性とともに、当事者への配慮が欠かせません。
2026年8月19日に厚生労働省が発表した、映画とのタイアップ企画について、ネット上で議論が巻き起こっています。
厚労省のポスターに批判の声
発端となったのは、同年10月2日公開予定の映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』との連携企画の発表。
厚労省は、15~39歳を指す『AYA世代』のがん患者に向け、支援制度などをまとめたガイドブックの周知を目的として、同作とのタイアップを行うことを明らかにしました。
21歳で大腸がんを宣告された主人公が、家族と支え合いながら生きる姿を描いた同作。ポスターはがん診療連携拠点病院や、がん分野の関係団体などに掲出される予定とのことです。
しかし、この取り組みに対して「がん患者や家族が、病院などの場でこのタイトルを目にすると傷つくのではないか」といった指摘が相次ぐ事態に。
治療に向き合う当事者が訪れる場に、ショッキングな言葉が含まれるポスターを掲示することへの懸念が広がっているのです。
当事者への配慮を求める声も
作中では、がんを宣告されてからも、愛する人との日常を守るため、パートナーや家族と前向きに支え合う姿が描かれています。
しかし、ポスターでは本編の内容は分かりません。今まさに治療を受けている当事者やその家族にとって、ショッキングなタイトルであることに違いないでしょう。
ネット上では、啓発の意図は理解しつつも、ポスターの掲示場所や表現に疑問を呈する声が目立っています。
・こんな命を落とす前提のタイトル、外来で絶対に見たくない。ただでさえ当事者は不安な日々を送っているのに、デリカシーなさすぎる。
・実施するとしても、掲示する場所は慎重に選んでください。お願いだから、絶対に外来や病棟には貼らないで。
・AYA世代への支援や啓発の必要性は分かる。作品の内容も否定しない。でも、病院に掲示するにはタイトルのインパクトが強すぎる。
・まさにAYA世代、がん当事者の子持ちだけど、これを病院で見たらとても悲しいと思う。どんな気持ちでつらい治療と向き合えばいいんですか…。
広く制度を周知するためには目を引く広報が必要ですが、それによって傷つく人が生じてしまうのは望ましくないでしょう。
同月23日現在、厚労省は今回の企画について新たなコメントは公表していません。
[文・構成/grape TREND編集部]